植毛情報局

   

植毛は失敗するリスクもある

容姿を気にするといえば女性だけとみられがちですが、実際には男性であっても気になることはいろいろとあります。たとえば薄毛の悩みなどはそのひとつであり、異性に対して気がひけてしまう原因となることもありますし、また商談などのビジネス上の関係を構築するためにも、できれば薄毛を解消してはつらつとした容姿を取り戻したいと考えるのも当然です。

このような場合の具体的な解決方法はいくつかありますが、簡単にできるのは市販されている育毛剤を使用する方法です。この方法であれば市販されているだけに実践がしやすく、費用も安くて済みますが、その反面効果を得るまでにかなりの期間がかかってしまいます。よくあるのはミノキシジルなどの発毛を促す成分が配合された育毛剤をドラッグストアなどで購入し、継続的に頭皮に直接塗布する方法ですが、半年程度は気長に続けなければならないなどの制約があり、途中であきらめてしまうケースは少なくはないはずです。

そこで注目されるのが薄毛専門のクリニックなどで行われている植毛とよばれる方法です。これは人工または天然の毛髪を頭皮に直接植え付ける方法ですので、育毛剤とは違ってすぐにでも薄毛の状態が解消され、しかも一度にまとまった分量を復活させることができる点が特にすぐれています。植毛の技術も日進月歩でより洗練されたものになっており、なかには自動で植毛ができるマシーンを所有して実際の治療に投入しているクリニックさえあるほどです。しかしこのような植毛もいくらプロフェッショナルな医師の手にかかるものとはいっても、場合によっては失敗してしまうリスクがあることは覚えておいたほうがよいでしょう。

たとえば自毛を利用する場合には、うまく頭皮に組織が定着すれば、薄毛になる前のもとの状態と同じく、毛髪が自然に生えて新陳代謝を繰り返すことが期待できます。人工毛とは違って見た目のナチュラルさも確保できますし、経年劣化のような心配もありません。その意味では多くの薄毛に悩む人たちの希望でもあるのですが、施術をしたのになかなか新しい頭髪が生えてこないことがあります。このような失敗にもいくつか理由が考えられますが、ひとつには施術の際にドナー、つまりは移植元にあたる部位の毛根をあやまって切除してしまうなど、採取方法に問題があったことが挙げられます。このあたりはクリニックの技量によるため、本人が気をつけるとすれば評判や実績のとぼしいクリニックには最初から依頼しないことに尽きるといえます。ほかに本人の側に問題がある場合では、施術後すぐに激しいスポーツや力仕事をするなど、禁止事項を守らなかったことが挙げられます。施術後は基本的に安静にして定着を待つのがセオリーですので、少なくともクリニックの指示にさからってせっかく植毛した毛髪の定着をさまたげるような行動をしないことがたいせつです。

ほかには施術にともなうキズや痛みなどが大きく、見た目にも施術したことが明らかになってしまう場合があります。これは単純に失敗というよりも、施術のしかたによっては避けられない面がないとも限りません。いずれにしても事前の説明をよく聞いて対応することが求められます。最新のマシーンによる植毛では問題にならないことも多いのですが、従来の方法ですとメスで後頭部などの頭髪がまだ豊富な部分から頭皮の一部を切り取って、薄毛になっている部分に移植する方法が使われますので、このような部分にしばらくメスの跡が残ってしまったり、ずきずきとした痛みを感じたりすることがあります。これを避けたいのであれば、最新の方法を導入しているクリニックを選ぶようにすることが近道といえるでしょう。

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